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  <title>約束の空</title>
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  <lastBuildDate>Thu, 02 Sep 2010 18:10:47 GMT</lastBuildDate>
  <language>ja</language>
  <copyright>© Ninja Tools Inc.</copyright>
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    <item>
    <title>Contents</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<strong>First<br />
　</strong>このブログはFF7を中心とする二次創作、考察などをアップしていきます。<br />
　考察に関してはご意見などがあればコメントなどを頂けると嬉しいです。<br />
　また、二次創作でキャラクターのひいきに差がかなりありますのでご了承ください。<br />
　とりあえずソルジャーズをものすごくひいきしてます。<br />
　CPはセフィクラ中心のほか、かなり入り乱れています。<br />
　ちょっとセフィロス受けでもいいかなぁとか思っちゃったりしてるので。<br />
　そのほか、作品などの前置きをしっかりと読んでいただくようお願いいたします。<br />
　読まずに苦情をもうされても当方は一切責任を持てません。<br />
　また読んでから苦情をもうされても、二次創作ゆえの勝手な設定と<br />
　心得ていただくよう願い申し上げます。<br />
<br />
　それではどうぞお楽しみくださいませ。<br />
　<br />
<br />
<br />
<br />
<hr style="border-bottom: dotted; border-left: dotted; color: #0066ff; border-top: dotted; border-right: dotted" />
&nbsp;<br /><a href="https://zodiac12star.game-ss.com/%E6%9C%AA%E9%81%B8%E6%8A%9E/contents" target="_blank">目次はこの下☟</a>]]>
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    <category>未選択</category>
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    <pubDate>Sat, 31 Dec 2011 15:00:00 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>クラウド・ストライフ</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
えー、今まで書いたことなかったので、<br />
ちょっと逆行設定の♀クライメージを書いてみました。<br />
実は公式のポーズとおんなじだったりします。<br />
ってか、敢えておんなじにしました。<br />
サムネの下にステータスなどもちょっと設定してみたり。<br />
改定後の設定では<br />
FF7&rarr;FF7AC&rarr;FF7DC&rarr;FFT&rarr;KH&rarr;KH2&rarr;DFF&rarr;FF7<br />
<br />
と、いろんな世界を巡って<br />
またもどって来た感じなので、軽く最強です。<br />
<br />
足りないのは筋力と体力。<br />
だっておんなのこだもん☆<br />
<a target="_blank" href="//zodiac12star.game-ss.com/File/cloud01.png"><br />
<br />
<img border="0" alt="♀クラ" src="//zodiac12star.game-ss.com/Img/1283450560/" /></a>【クラウド・ストライフ】<br />
Lv:99<br />
HP/MP:9999/999<br />
<br />
装備<br />
ファルシオン<br />
プラチナバングル<br />
リボン<br />
マスターマテリア（魔法）<br />
<br />]]>
    </description>
    <category>考察</category>
    <link>https://zodiac12star.game-ss.com/%E8%80%83%E5%AF%9F/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%95</link>
    <pubDate>Thu, 02 Sep 2010 18:03:41 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>巻き戻された物語10</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<br />
セフィロスはクラウドと呼ばれた子供の背を見送り、そしてアンジールの執務室の窓から見下ろしていた。<br />
鮮やかすぎるほどの金色の髪はとてもよく目立ち、雑踏の中でもよほどの人込みでなければすぐに見分けることができる。<br />
<br />
結局クラウドはアンジールのノースリーブと血濡れのままのジーパンを履いて帰って行った。<br />
多少不格好であるが血濡れのTシャツを着て帰るよりはうんとましだっただろう。<br />
<br />
「で、本当にお前があの子の指導をするのか？」<br />
<br />
「お前が見込んだんだろう。なら、まず間違いない。それに、ウータイとの戦争も終わった、英雄はもう必要ないさ」<br />
<br />
「さみしいことを言うな、英雄。おまえは看板役者だろう。」<br />
<br />
からかうように小突くアンジールにセフィロスは笑みを返す。<br />
セフィロスにとって英雄とは邪魔な名前でしかない。<br />
だが、本気で英雄だと思っているわけではないアンジールやジェネシスに呼ばれるのはまた違ったイントネーションがあり悪くないと思っていた。<br />
<br />
「お前も、今や看板役者の一人だろう」<br />
<br />
「俺は裏方でいい、目立つのはお前やジェネシスに任せておくさ。」<br />
<br />
「ずるいな、逃げるのか」<br />
<br />
「逃げるが勝ちという言葉もある。」<br />
<br />
言葉遊びを交わしあい、軽く肘で小突きあう。<br />
そうしているうちにクラウドの姿は見えなくなっていた。<br />
<br />
「それで、実際何があったんだ？」<br />
<br />
「ん？なんだ、信じていないのか？」<br />
<br />
「そういうわけじゃないさ。だが、鍛えていくにしても実はまぐれでしたなんてオチだったりしたら笑えんぞ。状況報告をしろと言ってるんだ」<br />
<br />
よほど、気に入ったんだな、とアンジールは意外なものを見るようにセフィロスを見た。<br />
基本的に世の中をガラスの中にあるジオラマのように遠くから見ているようなセフィロスが初めて自分から興味を持った。<br />
今でこそセフィロスは自分やジェネシス、そしてザックスに直接顔を合せてはいないが興味を持ってくれている。<br />
だが、こうして対等と呼べるまでに話せるようになるまでには随分と時間がかかった。<br />
まるで今にも切れそうな糸のように張りつめ続けていたセフィロスにしつこく話しかけ続けて、ようやく心を開かせた。<br />
そうしているうちに幼馴染だったジェネシスも輪のうちに加わり3人でつるむようになった。<br />
<br />
「俺があの子に駆け寄るまでに要した時間は30秒から40秒。最初の目視ではモンスターの群れは10匹から15匹程度のように思えた。つまり戦闘時間は30秒から40秒、15匹と考えた場合2秒から3秒。的確に急所を狙っていたと考えられる。ナイフも使い込まれていた。掌を確認したが確かに本人が使っていたものらしい。」<br />
<br />
「場数は相当数、まぐれではないということか。」<br />
<br />
ぞくりと背筋の泡立つような興奮を覚えたセフィロスの気配にあてられてアンジールは横顔を伺い見た。<br />
同行がいつもの数倍細くなっているのを見てアンジールは溜息をつく。<br />
<br />
「殺すなよ。おまえは芽の出る朝顔さえ枯らしそうだ。」<br />
<br />
「ふん、死んだら死んだでその時だ。」<br />
<br />
その答えにアンジールはもう一つ大きなため息をついた。<br />
<br />
「セフィロス&hellip;扱いを間違えるなよ。クラウド・ストライフは女の子だ」<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
「なんだと？」<br />
<br />
わずかばかりの沈黙の後、セフィロスは目を見開いて問い返した。<br />
珍しいものを見られたな、とアンジールはぼんやり考えつつ手元にカメラがないことが惜しいと思った。<br />
<br />
<br />
「詳細を後からお前のパソコンに送ってやる。男と思って扱くとあっという間に壊れるぞ」<br />
<br />
「・・・・・・了承した。」<br />
<br />
自分の服では致し方ないとは思っていたが、やはり体系が隠れてわからなかったらしい。<br />
さて、セフィロスがクラウドをどう扱うのか・・・見ものだなとアンジールはパソコンに向かう。<br />
<br />
万が一失敗しそうなときは自分のもとへ引き取ればいいだろうと考えながら。<br />
<br />
<br />
<br />
......data Save]]>
    </description>
    <category>小説（旧作）</category>
    <link>https://zodiac12star.game-ss.com/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%EF%BC%88%E6%97%A7%E4%BD%9C%EF%BC%89/%E5%B7%BB%E3%81%8D%E6%88%BB%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%89%A9%E8%AA%9E10</link>
    <pubDate>Thu, 24 Sep 2009 03:17:07 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>巻き戻された物語09</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<br />
<br />
<br />
「アンジール、さん。一先ず服をお借りしたのですが」<br />
<br />
でてきたクラウドを見て、アンジールはやはり大きすぎたか、と額を押さえた。<br />
クラウドが今来ているのはソルジャーの制服でもあるニット（簡単には傷が入らないよう、繊維は特別製だ）のノースリーブなのだが・・・。<br />
<br />
アンジールとクラウドでは体型が違いすぎて、ミニのワンピースのような状態だ。<br />
一応腰の辺りをベルトで止めてみているが格好悪いことこの上ない。<br />
<br />
でてきたクラウドに息を止めたのはセフィロスだ。<br />
フワフワとした金色の髪、鮮やかな青い瞳・・・。<br />
<br />
（ほんとうに、この子供がモンスターの群れを？）<br />
<br />
「ん、ああクラウド。顔なら知っているだろう？」<br />
<br />
促されるようにして顔を向けたクラウドもまた、息を詰まらせた。<br />
惹かれて惹かれて、焦がれてどうしようもなかった人。<br />
<br />
セフィロス<br />
<br />
「は、はい・・・」<br />
<br />
「アンジールから話は聞いた。期待の新人らしいな。」<br />
<br />
「いえ、そんな」<br />
<br />
「謙遜するな、クラウド。ナイフ一本でアレだけの数を片付けるのは、俺たちでも骨を折る」<br />
<br />
「有難うございます。」<br />
<br />
「君もあれか・・・？ソルジャー志望で」<br />
<br />
「いえ、一応仕官となるつもりで、ソルジャーになる気はありません」<br />
<br />
これまた珍しいとアンジールもセフィロスも眼を丸くした。<br />
このぐらいの子供なら、大抵がソルジャーを目指し、適正試験に落ちて始めて他の進路を選ぶくらいなのだから。<br />
<br />
「というよりも、なるのが難しいと考えています」<br />
<br />
「その根拠は？」<br />
<br />
「セフィロス、試験官でもあるまいしやめないか。」<br />
<br />
仕事モードに入りかけたセフィロスを軽くいさめるアンジール。<br />
それに拗ねたような表情を見せるセフィロスを見て、クラウドは「（あぁ・・・）」と感慨を覚えた。<br />
クラウドが彼のこんな表情を見たのは、彼にお預けを食らわせた時だったか&hellip;。<br />
<br />
「いえ、お気になさらないでください。自分の出身はニブルヘイムと言う村です。以前は神羅の社員の方もよく出入りしていたと聞きますが」<br />
<br />
そういわれて思い当たることがあったらしいアンジールがああ、と頷いた。<br />
<br />
「俺たち軍部のほうには直接関係はないが、あそこは魔晄の豊富な土地らしいからな。科学部門のほうがよく出向いていたと言う話は聞いたことがある。さすがに、俺もセフィロスもまだソルジャーとして活動していなかったがな。」<br />
<br />
「それで、まぁニブルヘイムの村の人たちは皆黒髪に黒目の人が多くてどちらかと言うとウータイのほうの血が多く混ざっているそうなんです。そんな中、この金髪は目立つでしょう？」<br />
<br />
苦笑しながら自分の髪を指差す。<br />
<br />
「母は案外馴染んでいたようなんですが、自分はその、人付き合いが苦手で友達も作れず、一人でニブル山で遊ぶことが多かったんです。」<br />
<br />
そこまで話すとなるほど、と納得したようにセフィロスが頷いた。<br />
<br />
「ニブル山はソルジャーがいなければ一般兵では難しいといわれている。ソルジャーとなる原理としては一度に大量に魔晄を照射することだといわれているからな。魔晄の多いあの山で遊んでいた君は、いわば天然のソルジャーのようなものと言うことか。」<br />
<br />
「そういうことです。ソルジャーとなるために魔晄を照射すると逆に体内の魔晄が多くなりすぎて、魔晄中毒になる可能性が強いと試験の際に言われました。」<br />
<br />
因みにクラウドの話はあながち嘘でもないが、当然嘘である。<br />
今のクラウドは体内にジェノバ細胞を宿し、本物のソルジャーと同程度の能力を所有している。<br />
流石にそんなことまで言うわけにはいかないが。<br />
<br />
「それなら、仕官を目指していこうって思ったんです。」<br />
<br />
「そうか、頑張れよ。」<br />
<br />
「ええ、有難うございます。」<br />
<br />
<br />
前とは違う物語。<br />
ここからが始まり・・・。<br />
<br />
（セフィロス・・・もう、貴方を一人にしやしない）<br />]]>
    </description>
    <category>小説（旧作）</category>
    <link>https://zodiac12star.game-ss.com/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%EF%BC%88%E6%97%A7%E4%BD%9C%EF%BC%89/%E5%B7%BB%E3%81%8D%E6%88%BB%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%89%A9%E8%AA%9E09</link>
    <pubDate>Thu, 24 Sep 2009 03:15:06 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">zodiac12star.game-ss.com://entry/15</guid>
  </item>
    <item>
    <title>巻き戻された物語08</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<br />
神羅の社員達はギョッとしてアンジールと、その後を歩く血濡れのチョコボを凝視していた。<br />
いや、アンジールは良い・・・彼は神羅の誇るソルジャーの一人なのだから。<br />
だが・・・<br />
<br />
その後ろを歩く小柄な少年？少女？はまた物凄く微妙な存在だった。<br />
保護をして来たと言うには血濡れの割に怪我をした様子も見受けられないし、アンジールの親類縁者にも見えない。<br />
ならあれはなんだろうと首をかしげる。<br />
<br />
ここでアンジールの色小姓という発想が生まれないのは、ひとえに常日頃から彼に寄せられている信頼の賜物と言う物だろう。<br />
これがジェネシスやセフィロスだったりしたならば「ああ、あの子・・・喰われるな」と哀れみと羨望と嫉妬の眼差しが向けられる。<br />
<br />
「あの・・・サー・アンジール」<br />
<br />
「ん？まだ入隊していないんだからアンジールで構わん」<br />
<br />
「いえ、それはなんだか納まりが悪いと言うか」<br />
<br />
「なんだそれは、その謙虚さを少しは俺の後輩や同僚に分けてやりたいよ」<br />
<br />
アンジールはクツクツと笑って、彼の執務室兼仮眠室となっている部屋へクラウドを招き入れた。<br />
部屋の中には綺麗に整頓された机と・・・やけに散らかり放題の机が一つ。<br />
それがザックスの机だろうなと言うことは簡単に想像がついた。<br />
<br />
「奥にシャワールームがあるからそこで血を落とすといい。その服は・・・まぁ、何か思い入れや思い出があると言うのならクリーニングにまわしては見るが」<br />
<br />
「あ、いえ・・・もう血も乾いていますし帰ってから処分します。」<br />
<br />
「それは・・・不審者だろう」<br />
<br />
「でも、今日は替えを持っていませんし」<br />
<br />
「俺の・・・は無理だな」<br />
<br />
かといってやはりこの血濡れの服を着させて帰るのは如何な物だろうとアンジールは唸り首をかしげる。<br />
クラウドはクラウドで（ザックスにいい人だとは聞いていたが、ここまでおせっか・・・いや、親身になられるとは）と考え込むアンジールを見てぼんやりそんなことを思っていた。<br />
<br />
「いえ、あの・・・だから本当に大丈夫です。シャワーをお借りできるだけとてもありがたいので」<br />
<br />
「そうか・・・一応その服は洗濯に回してみよう」<br />
<br />
「洗濯って・・・まさか洗濯機ですか？」<br />
<br />
「ああ、執務室は基本的に好きなように使ってもいいことになっているから、置かせてもらっているんだ」<br />
<br />
ソルジャーが洗濯機・・・。<br />
クラウドは唖然として言葉も出なかった。<br />
<br />
<br />
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋<br />
<br />
アンジールの執務室にセフィロスが訪れる理由は片手の指で数えられる程度しかない。<br />
1つ、普通に仕事の話<br />
2つ、飲みに行く誘い<br />
3つ、訓練の誘い<br />
4つ、女から逃げている時<br />
5つ目はそれ以外だが、生憎そのそれ以外と言う用事にお目にかかった事はない。<br />
とにかく今日は、久方ぶりにアンジールを誘って飲みにでも行こうとセフィロスはその執務室を訪れたのだ。<br />
<br />
しかし・・・。<br />
<br />
「いない・・・？」<br />
<br />
アンジールが鍵をかけずに執務室を出ると言うことは殆どない。<br />
ほんの少し、所用で廊下に呼び出されても鍵をかけるのだ。<br />
なぜかと問いかけたら、万が一賊の侵入を許したときに自分が敗れて、機密情報が沢山ある自分の執務室に押し入られては適わないからと答えた。<br />
まず、ソルジャー１ｓｔであるアンジールが倒されることなど、万に一つどころか億に一つもありえないだろうし、そもそも怨恨でここを訪れる物は書類に用はないだろうし、その上このフロアに来ることさえそれこそ万に一つの確立でしかないだろう。<br />
<br />
そう言ってもアンジールは用心するに越した事はないと言うのだ。<br />
そのアンジールが鍵もかけずに外出・・・？<br />
絶対にありえない、と思ったとき物音がした。<br />
シャワールームのあるほうからだ。<br />
なんだシャワーを浴びていたのかと納得したセフィロスだったが、シャワールームとは違う、仮眠室から姿を現したアンジールを見て軽く首をかしげた。<br />
<br />
「アンジール・・・？」<br />
<br />
「なんだ、セフィロス来ていたのか。少し待っていてくれ。」<br />
<br />
「なんだ、とは嬉しい言い草だな。お前の秘蔵のハリネズミが来ているのか？」<br />
<br />
「ザックスじゃない。来期入隊予定の子供だ。」<br />
<br />
育て甲斐があるとばかりに笑うアンジールを見てセフィロスが思ったのは「イケニエが一人」と言うことだった。<br />
アンジールの扱きは生半可な物ではない。<br />
現に今ソルジャー1stにすべく扱いているザックスはアンジールが模擬戦で目をつけ、特待制度を利用し手元においているのだ。<br />
おかげでザックスは異例の速さで昇進したが、病院送りになった回数も新記録を樹立している。<br />
<br />
「モノになりそうか？」<br />
<br />
「弱いモンスターだったが、一つの群れを潰した。」<br />
<br />
ナイフでな、と付け加えたアンジールにセフィロスは珍しく目を細めた。<br />
<br />
「お前がそうまで言うなら、俺が育ててみるのも悪くないな。」<br />
<br />
「お前が・・・？一つ聞いてもいいか？セフィロス」<br />
<br />
「なんだ？」<br />
<br />
「朝顔の苗をちゃんと育てられるのか？」<br />
<br />
水と肥料だけではダメなんだぞと笑われ、セフィロスは逆に眉間に皴を寄せるのだった。<br />
<br />
<br />
...... data Save <br />]]>
    </description>
    <category>小説（旧作）</category>
    <link>https://zodiac12star.game-ss.com/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%EF%BC%88%E6%97%A7%E4%BD%9C%EF%BC%89/%E5%B7%BB%E3%81%8D%E6%88%BB%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%89%A9%E8%AA%9E08</link>
    <pubDate>Thu, 24 Sep 2009 03:12:56 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">zodiac12star.game-ss.com://entry/14</guid>
  </item>
    <item>
    <title>巻き戻された物語07</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
近場のモンスター討伐の任務の帰り。<br />
といってもそれは新兵訓練の一環であってアンジールにはまったく苦にもならない、むしろ不完全燃焼気味な任務だった。<br />
でもてあます力を少しでも発散するようにちらほら現れるモンスターを退治しながら一人ミッドガルまで歩く。<br />
どちらにしても予想外に怪我人が多く移動用のトラックのスペースに詰められるのも少し遠慮したいところであったから単独行動を許されたの幸いだった。<br />
<br />
背中に背負うバスターソードではなく神羅の支給品である剣を振ってモンスターの血を落とす。<br />
もうミッドガルも見えることだしそろそろ寄り道もやめてまっすぐ帰るかと顔を上げたアンジールはぎょっとした。<br />
<br />
遠めではっきりとはしないが明らかにモンスターが子供が襲われている。<br />
しかも1匹どころではない。<br />
数匹の群れで襲い掛かっているのだ。<br />
<br />
おそらくは偶然か何かであの子供があの群れのモンスターを倒してしまって、ほかのモンスターを怒らせたのだろう。<br />
<br />
「まったく。どうしてこんなところに子供が一人で」<br />
<br />
とにかく助けなくてはいけないだろうとアンジールは子供のほうへ向かって走り出した。<br />
だが・・・<br />
<br />
アンジールが子供の元へたどり着いたとき、すべては終わった。<br />
<br />
子供の死で終わったのではない、モンスターがすべて倒されて終わったのだ。<br />
<br />
「参ったな、また服がぼろぼろだ」<br />
<br />
子供は心底困ったようにそうつぶやいた。<br />
たしかに、もう一度着ようと思えないほどに子供の服はモンスターの返り血によってどろどろに汚れ異臭を放っていた。<br />
<br />
って、そうではない！<br />
<br />
「坊主！いや・・・女の子？」<br />
<br />
「え？」<br />
<br />
振り返った子供の顔は中性的過ぎてわからなかった。<br />
いや、だが少女がこのモンスターの群れを一人で討伐したとはあまり考えたくない・・・。<br />
だが少年というには少しばかり体つきが丸いようにも見えた。<br />
<br />
<br />
「いや、どっちでも良いか。怪我はないか？モンスターに襲われていたようだが。」<br />
<br />
「え、あの・・・はい、大丈夫です。」<br />
<br />
一方の子供、クラウドはこの人物をどこかで見たことがある、と内心首をかしげていた。<br />
いったいどこで見たのだったろうか。<br />
着ている衣服は間違いなくソルジャーのもので、淡く魔鉱の色を放っている瞳がそれを如実に証明していた。<br />
<br />
クラウドのその無遠慮な視線に気づいたのだろう、アンジールは苦笑して自身を指差した。<br />
<br />
「たぶん、察しているように俺はソルジャーだ。アンジールという」<br />
<br />
その名前にクラウドははっとした。<br />
直接あった事はなかったが、ザックスの尊敬していた人間だった。<br />
そして神羅内でも有名で、慕われていた人物だった。<br />
<br />
「申し訳ありませんでした。自分は来期入隊予定のクラウド・ストライフと申します。」<br />
<br />
敬礼は習っていないためあえて行わないが、姿勢を正してアンジールに向き直ると、アンジールは驚きのあまりか目を見開いていた。<br />
<br />
「ら、来期というと9月の入隊式典か？」<br />
<br />
「はい。」<br />
<br />
今度はアンジールのほうが不躾にクラウドを眺めてしまった。<br />
軍人となるには細すぎる体躯に整いすぎた顔立ち。<br />
そういった意味での餌食になるのは間違いないだろう。<br />
<br />
「あの、なにか・・・？」<br />
<br />
「いや、その・・・もう入隊は決まっているのか？」<br />
<br />
「はい。当面は士官学生としてなので実戦に出ることはありませんが。」<br />
<br />
「その、試験官でもないのに聞くのは無粋だと承知しているが、理由を聞いても良いだろうか？」<br />
<br />
アンジールの問いかけにクラウドは苦笑した。<br />
おそらく馬鹿にしているのではなく心配しているのだろうと。<br />
確かにクラウドは兵士たちの中に放り込むにはあまりにも不安要素が多すぎる存在だ。<br />
<br />
「大切な人たちを、守るためです。」<br />
<br />
「両親か？」<br />
<br />
「母も当然そうですが・・・ほかにもたくさんあるんです。失いたくないものが」<br />
<br />
クラウドのその答えに、アンジールも本気だと感じたのだろう。<br />
これ以上の問いかけは無粋とばかりに肩をすくめた。<br />
<br />
「そうか、がんばれよ。」<br />
<br />
「イエッ「おっと、まだ部下ではないから、返答にサーはいらない」・・・わかりました。」<br />
<br />
生真面目すぎる性分、聡明なまなざし。<br />
アンジールがよく面倒を見ているあの青年にも分けてやりたいなどと思ってしまった。<br />
<br />
「だが、まあ・・・その格好で帰すわけにも行かないな」<br />
<br />
「え？いや、お気になさらずに。」<br />
<br />
「なに、遠慮はいらん。ここで出会ったのも何かの縁だ、一足先に神羅ビルの中を見るのも悪くないだろう」<br />
<br />
「いえ、ですが」<br />
<br />
「運も実力のうちだ。体験入隊も悪くないだろう」<br />
<br />
アンジールの人好きのする笑みにクラウドははっきり断ることもできず、そのままずるずると神羅ビルへ引きずられていってしまった。<br />
<br />
<br />
......data Save]]>
    </description>
    <category>小説（旧作）</category>
    <link>https://zodiac12star.game-ss.com/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%EF%BC%88%E6%97%A7%E4%BD%9C%EF%BC%89/%E5%B7%BB%E3%81%8D%E6%88%BB%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%89%A9%E8%AA%9E07</link>
    <pubDate>Thu, 24 Sep 2009 03:10:18 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>巻き戻された物語06</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<br />
<br />
1年後、クラウドはミッドガルのゲート前にいた。<br />
持ち物はナップザックのみ。<br />
着の身着のままといったようなぼろぼろの格好で、ミッドガルの象徴でもある神羅ビルをにらみつけていた。<br />
正直、とても女の子のするような格好ではない。<br />
<br />
あれこそがすべての災厄の始まりだ。<br />
<br />
クラウドはこの1年。<br />
どうにかあの惨劇を繰り返さない方法を考え続けていたが、何一つ思いつくことができなかった。<br />
結局どこかでイレギュラーが生じてしまえばそれに対応する方法がないからだ。<br />
ならば自分が強くなるしかない。<br />
<br />
そう思ってクラウドは母親を説き伏せて神羅士官学校の入隊試験を受け、半年前にニブルヘイムを後にした。<br />
（以前よりも説得することが難しかったのは、自分の性別が大きく関係しているせいだろう。）<br />
そして、クラウドは海を渡るとき、そして湿地帯を越えるときを除いて、ここまで徒歩の旅を続けてきた。<br />
<br />
もちろんモンスターを倒しながら。<br />
おかげで路銀もたんまりたまり、懐はだいぶ暖かい。<br />
<br />
クラウドは秋季入学の士官生であるから入隊式までは後1ヶ月ほどの時間がある。<br />
<br />
「どこかでアルバイトでも探すか。」<br />
<br />
もう一度カーム当たりまで戻っても悪くはないが、少しでも情報がほしい。<br />
それにこのどろどろの服や、髪の毛だって少しは整えたい。<br />
プレートの下には確か安い宿屋があったはず、とクラウドは見当をつけると迷わず足を動かし始めた。<br />
<br />
懐かしい、7番街スラムへ<br />
<br />
<br />
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋<br />
<br />
<br />
「まぁ、当然なんだけどな。」<br />
<br />
元、いやこれからセブンスヘブンとなるのだろう店の前に立ちクラウドは肩をすくめた。<br />
そこはただの空き地、まぁ当然のことなのだが。<br />
<br />
「でもそれ以外はあんまり変わらないんだな。」<br />
<br />
誰に話しかけるわけでもなく、クラウドは辺りを見回しながらつぶやく。<br />
七番街へ足を向けたのは決意を固めるためだ。<br />
なんとしても運命を変えて見せると。<br />
この場所をプレートの下敷きなどにしてたまるものか、と。<br />
<br />
クラウド自身にここに住む彼らへの愛着はない。<br />
だが、あんなつらい光景を何度も繰り返してはならないと、そう思うのだ。<br />
クラウドは少し奥まで足を進めてみた。<br />
<br />
<br />
もとは別のプレハブ小屋が立っていたらしい跡があるのがわかる。<br />
これから誰かがここに居酒屋を立てるのだろうそしていつかそこにティファのいるアバランチがそこの主となる。<br />
いや、バレットのアバランチは元あったアバランチの残党といってもいいかもしれない。<br />
<br />
<br />
<br />
クラウドは踵を返し歩き出す。<br />
今を生きるこの場所を、この場所に生きる人たちの姿を胸に刻み付けて。<br />
悲劇を繰り返しはしないと心に誓って。<br />
<br />
<br />]]>
    </description>
    <category>小説（旧作）</category>
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    <pubDate>Thu, 24 Sep 2009 03:08:23 GMT</pubDate>
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  </item>
    <item>
    <title>巻き戻された物語05</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<br />
まだエアリスと話していたかったが、クラウドには確かめなければならないことがある。<br />
ニブル山にある魔鉱炉の奥にいるジェノバ。<br />
<br />
確かめて今のクラウドに何ができるというわけではないが&hellip;。<br />
<br />
エアリスにそういうと、エアリスは悪戯っぽく笑って<br />
『星が力を貸してくれる』<br />
と、クラウドに告げた。<br />
どういうことかと試しにケアルを掛けてみる。<br />
するとマテリアもないのにクラウドの体はあの魔法をかけたとき独特の光に包まれ、ここにくるまでに付いた傷がすべて癒されてしまった。<br />
<br />
「すごい・・・」<br />
<br />
『クラウドにも星の声が聞こえるようになったから』<br />
<br />
「でもそれはセトラの民だけじゃ・・・」<br />
<br />
『ちがうよ、セトラの民だから星の声が聞こえるんじゃなくて、星の声が聞こえる人が、セトラの民』<br />
<br />
つまりは進化の過程で人が失ったもうひとつの感覚。<br />
<br />
「ありがとう、エアリス・・・今度こそ俺は、セフィロスを・・・ザックスをエアリスを守り抜いてみせる！」<br />
<br />
『うん。私も、応援してる。頑張って、クラウド』<br />
<br />
にっこりと笑うエアリスにクラウドも笑みを返し、洞窟を後にした。<br />
ライフストリームの帯が名残惜しそうにクラウドにまとわりつき、その姿を見送る。<br />
<br />
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋<br />
<br />
<br />
そこからの道程はそれほど厳しいものでもなかった。<br />
先ほどケアルをかけたことも幸いしたのだろう。<br />
そんなわけで扉を開くことも容易だった。<br />
まぁ・・・つまりはサンダーで壊れない程度にロックシステムをショートさせたわけだ。<br />
<br />
重い扉を何とかこじ開け、記憶にある道をたどる。<br />
今も稼動はし続けているが、実験機のような扱いのこの魔鉱炉には調査もほとんど入っていないらしく埃だらけだった。<br />
目視した限りでは侵入者を感知するシステムもない。<br />
あったところで先ほどのショートで麻痺してしまっているだろうが。<br />
<br />
クラウドはナップザックから取り出したペンライトで辺りを照らしながら奥へ奥へと進む。<br />
魔鉱炉を動かす動力はおそらく別回路なのだろう、<br />
モンスター、いや元は人間だったモノたちを封じ込めるカプセルだけが不気味に光を放っていた。<br />
本当ならここで彼ら全員をカプセルから出し、人間であるうちに殺すか・・・<br />
あるいはもっとほかの方法で彼らを救うべきなのだろう。<br />
だがそんなことをしてもいずれ来るだろう調査隊に不信感を与えるだけだ。<br />
今度もまた、クラウドが調査隊に加えてもらえるという保証はない。<br />
<br />
「ごめん・・・」<br />
<br />
カプセルの中で揺らめく魔鉱・・・ライフストリームが『ごめん』と応えてくれた気がした。<br />
クラウドはおくにある扉を見据えて階段を上る。<br />
以前正宗でさえ斬り開くことのできなかった扉だ、今のクラウドには開けられそうにもなかった。<br />
強い魔法を使えば開ける事ができるかもしれないがそれではこの施設ごとふっとばしかねない。<br />
<br />
（『星が力を貸してくれる』）<br />
<br />
ふと、エアリスの言葉を思い出した。<br />
一か八か、やってみる価値はある。<br />
<br />
クラウドは扉に額を押し付け、祈るような気持ちで星に呼びかけた。<br />
<br />
ジェノバを、封じたい、容易に手が出せないように。<br />
強く強く祈り続ける。<br />
<br />
そして<br />
<br />
祈りは届いた。<br />
<br />
<br />
扉の隙間から冷気が漏れ出し、扉には霜が立つ。<br />
心なしかその空間も冷え始めてきた。<br />
クラウドは扉から1歩2歩はなれる。<br />
それと同時に扉を氷が包み込んだ。<br />
<br />
「これなら、ファイガでも簡単には溶かせない。」<br />
<br />
クラウドは小さくありがとう、と呟いて扉を見つめた。<br />
<br />
さっきから胸がざわめくのはおそらく<br />
<br />
<br />
「ジェノバ細胞・・・」<br />
<br />
<br />
あの時代でクラウドの体を侵していたジェノバ細胞は今も健在らしい。<br />
リユニオンを望んでいるのだろう。<br />
クラウドのこの体はライフストリームに一度溶けて、ライフストリームから再び生まれたのか。<br />
<br />
<br />
クラウドは震える腕を押さえつけ扉を強くにらんだ。<br />
<br />
<br />
「俺は・・・お前なんかに負けない」<br />
<br />
<br />
......data Save]]>
    </description>
    <category>小説（旧作）</category>
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    <pubDate>Thu, 24 Sep 2009 03:07:29 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>巻き戻された物語05</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<br />
クラウドは耳を、目を疑った。<br />
<br />
なぜなら、マテリアの泉でクラウドを迎えたのは、懐かしい亜麻色の髪の<br />
<br />
「エアリ・・・ス・・・？」<br />
<br />
そう、クラウドの目の前で胸を貫かれたエアリスだった。<br />
<br />
『久しぶり、クラウド。』<br />
<br />
「エアリス・・・本当に」<br />
<br />
『ええ。本当は私のほうからクラウドを迎えにいこうと思ったんだけど、クラウド　自分から来てくれた。』<br />
<br />
エアリスはクラウドの記憶の中にある、そのままの笑みを向けてくれた。<br />
<br />
「エアリス・・・どうなっているんだ？俺は、セフィロスを倒したはずじゃ・・・星は救われたんじゃないのか？」<br />
<br />
『うん、星は助かった・・・でも、大事なものを・・・助けられなかった』<br />
<br />
<br />
「大事なもの？」<br />
<br />
不思議そうに問いかけたクラウドに半透明の、幽霊のような姿をしたエアリスが手を伸ばし、頬をなでた。<br />
<br />
『クラウドの、心・・・助けてあげられなかった。』<br />
<br />
「エアリス、そんなもの・・・」<br />
<br />
『とっても、とっても大事なもの。クラウド、苦しかったんでしょ？だから、私たち、がんばったの。』<br />
<br />
「私たち？」<br />
<br />
『うん、星に溶け込んだ・・・星の記憶の私たち。クラウド、ライフストリームに落ちたとき、思ったでしょう？もう一度』<br />
<br />
<br />
<br />
「・・・戻れたなら」<br />
<br />
呆然としたようにクラウドはつぶやく。<br />
確かに願った・・・。もう一度、戻れたなら、と。<br />
<br />
もう一度戻れたなら、今度こそ、守り通したいと。<br />
<br />
『だから、星から、クラウドにご褒美』<br />
<br />
「ごほうび・・・」<br />
<br />
『星もがんばるから、クラウドもまた、頑張ろうって』<br />
<br />
「でも、じゃあ、また星は・・・っ」<br />
<br />
『大丈夫、今度は私も、星を守るから。ジェノバの好きにさせない。だからクラウド、幸せになって。ね？』<br />
<br />
「で、でも・・・エアリスは・・・？」<br />
<br />
『私は大丈夫。私は消えちゃうけど・・・&rdquo;私&rdquo;は消えないから。』<br />
<br />
「エアリス・・・」<br />
<br />
<br />
<br />
『っもう！さっきからクラウド、私の名前しか読んでない』<br />
<br />
「だって、会えるなんて・・・やり直せるなんて・・・」<br />
<br />
『でも、次はないよ？これで最後。だからクラウド、頑張らなきゃ。幸せになるために』<br />
<br />
にっこりと、エアリスはクラウドの好きだったあの笑顔を浮かべる。<br />
見ているだけで、人を幸せにできるようなあの笑顔を。<br />
<br />
『がんばれ、クラウド』<br />
<br />
<br />
<br />
「ああ！頑張る、今度こそ。」<br />
<br />
クラウドはこぼれる涙を抑えられず、こぶしでぬぐった。<br />
<br />
<br />
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋<br />
<br />
「ところで、エアリス」<br />
<br />
『なぁに？』<br />
<br />
「何で俺、女になってるんだ？」<br />
<br />
『えーっと、せっかくだからよりいっそう幸せになれるようにって思ったの。』<br />
<br />
「よりいっそうって」<br />
<br />
『だって、クラウド、セフィロスがすきなんでしょ？だったらやっぱり夢は結婚かなぁって』<br />
<br />
「けっっけけｋっ！」<br />
<br />
ボッとクラウドの顔が真っ赤になる。<br />
それを見てエアリスは、またくすくすと笑った。<br />
<br />
<br />
..........data Save <br />]]>
    </description>
    <category>小説（旧作）</category>
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    <pubDate>Thu, 24 Sep 2009 03:06:38 GMT</pubDate>
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    <item>
    <title>巻き戻された物語03</title>
    <description>
    <![CDATA[<br />
<br />
ナイフが重いということにクラウドは驚いていた。<br />
だがこの細腕では仕方がないだろうと舌打ちをひとつ鳴らしながらクラウドは襲いくるモンスターをそのナイフ一本で片付けていった。<br />
<br />
ナイフは重く疲労度も激しいが、体は思う以上にスムーズに動いていた。<br />
これが実践経験のを経た差というものだろうか。<br />
肉体的な経験はほとんどないが、戦闘の知識が多いか少ないかでは大きな違いがある。<br />
<br />
それに、あの旅のころに比べてモンスターたちも落ち着いていた。<br />
なんというべきか・・・むやみやたらと襲い掛かってくるものはそういない。<br />
ニブルウルフも遠巻きにクラウドを眺め縄張りに入ってこないかどうか監視しているだけだ。<br />
<br />
「ジェノバ、か・・・」<br />
<br />
関係ないわけではないだろう。<br />
殺気に当てられて凶暴になるというケースがないわけではない。<br />
かれこれ2時間ほど歩いているが、ようやく中腹を越えたあたりだろうか。<br />
頂上付近に目を向ければ、すべての始まりとなったあの魔鉱炉のシルエットが見える。<br />
<br />
<br />
「確かめないと」<br />
<br />
<br />
クラウドはさらに足を進めようと一歩を踏み出そうとした。<br />
だがそれを引き止めるかのように緑白色の光の帯がクラウドにまとわりついた。<br />
<br />
「ライフストリーム？」<br />
<br />
まるでクラウドを呼ぶかのように光の帯が洞窟のほうへと流れていく。<br />
クラウドはそれを無視することができずに帯びに導かれるまま歩き出した。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
「これは・・・」<br />
<br />
そこは洞窟全体がマテリアでできているといっても過言ではない空間だった。<br />
不思議な光を放つ鉱石の間を縫うようにライフストリームの流れは奥へとクラウドを導いていく。<br />
<br />
歩き続けたクラウドを迎えたのは地底湖のような空間だった。<br />
<br />
「ライフストリームの・・・泉？」<br />
<br />
<br />
<br />
『おかえりなさい、クラウド』<br />
<br />
響いたのは懐かしい・・・鈴を転がすような女性の声だった。<br />
<br />
<br />
<br />
......data Save <br />]]>
    </description>
    <category>小説（旧作）</category>
    <link>https://zodiac12star.game-ss.com/%E5%B0%8F%E8%AA%AC%EF%BC%88%E6%97%A7%E4%BD%9C%EF%BC%89/%E5%B7%BB%E3%81%8D%E6%88%BB%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%89%A9%E8%AA%9E03</link>
    <pubDate>Thu, 24 Sep 2009 03:05:42 GMT</pubDate>
    <guid isPermaLink="false">zodiac12star.game-ss.com://entry/9</guid>
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